青木野枝個展 @ギャラリーハシモト


2011-08-30

 
 

ようやく激しい夏が終わろうとしています。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

青木野枝は『玉曇』シリーズ
が完結し、9月3日よりギャラリー・ハシモト(東京/東日本橋)にて発表されます。
1メートル近い大型作品を含め、全7作品が展示されます。そしてこの展覧会は10月に鹿児島の Mizuho Oshiro ギャラリーに巡回します。


森山大道氏のシルクスクリーンによる写真集『Accident』がゴリーガ/GOLIGAの企画・制作で出版されます。
ゴリーガ/GOLIGAは東京を拠点に展覧会のキュレーションや執筆、編集を通して、日本の写真家を欧米へ精力的に紹介しています。そして今回の写真集『Accident』がゴリーガレーベルトとしての初の出版作品となります。通常のオフセット印刷とは異なる、シルクスクリーンならではの質感とインパクトを持った画像を、全長20mに及ぶ蛇腹製本で綴じた限定40部の写真集となります。元となる写真は全て今回改めて紙焼きされたもので、全ページのシルクスクリーンプリントをエディション・ワークスが制作します。
9月22日よりタカ・イシイギャラリーフォトグラフィー/フィルムにて発表され、その後アパチャー・ギャラリー(ニューヨーク)へ巡回する予定です。

また現在、大阪の国立国際美術館にて森山大道写真展 ON THE ROADが開催中です。氏の代表的な写真集に沿って、デビュー当時からの活動の軌跡を見ることが出来ます。こちらも合わせて是非ご覧下さい。



タカ・イシイギャラリーフォトグラフィー/フィルム 東京都港区六本木6-6-9 2F / TEL: 03-6447-1035 

国立国際美術館 大阪府大阪市北区中之島4-2-55 / TEL:06-6447-4680


本にまつわる企画、エディション・ワークス ビブリオ へはこちらから。
エディション・ワークス企画作品の中から木版画の作品を紹介します。
エディション・ワークス企画作品の中からモノクロの作品を紹介します。

 
 
工房・作家ニュース
 青木野枝 Noe Aoki
 

銅版画シリーズ『玉曇(たまぐもり)』の締めくくりとして大型銅版画2作品が完成しました。

これらは先行して発表された銅版画集『 玉曇(たまぐもり)』と共に、9月3日よりギャラリー・ハシモト(東京/東日本橋)で発表されます。大型2作品は、版画集の小さい作品よりもさらに物質感が強く表に出ていながら、1メートル近い紙面いっぱいに広がる空間は物質から解き放されるかのような空間を湛えています。

そして展覧会は10月23日よりMizuho Oshiro ギャラリー(鹿児島市)へ、展示内容を変えながら巡回致します。

銅版画集『 玉曇(たまぐもり)』についてはこちらをご覧下さい。

●ギャラリー・ハシモト 東京都中央区東日本橋3-5-5 矢部ビル / tel 03-5641-6440

 
玉曇シリーズの大型銅版画制作風景
青木野枝の新作銅版画
『玉曇(たまぐもり)』
 
 
 
 李禹煥 Lee Ufan
 

ニューヨークのグッゲンハイム美術館にて李禹煥氏の個展『 Lee Ufan: Marking Infinity 』が開催中です。
60年代後半から現在に至る 李禹煥氏の足跡をたどる、アメリカで初めての大回顧展です。観客の動員数が大変多いそうで、注目を集めているようです。
その展覧会を記念し、リトグラフとドライポイント合わせて4作品が出版され、エディション・ワークスはその作品制作に携わらせて頂きました。
それらの版画作品はグッゲンハイム美術館のショップにてご覧いただけます。
会期は9月28日までですので、会期中ニューヨークへご旅行の方は是非ご覧下さい


 
 
 山口藍 Ai Yamaguchi

山口藍は新作版画集『(よろこび)』が完成間近です。
今回の作品は、いつも山口が描く女の子たちからオーラのようなエネルギーが放たれているとしたら、そしてそれが目に見えるとしたら、という観点で描かれています。銅版画においてもそれは共通していますが、四季折々の草花に姿を借り、四季毎に感じるよろこびと共に姿を現します

参加している日本橋高島屋の『 ZIPANGU / ジパング展』は大阪、京都へ巡回します。
ミヅマアートギャラリーの三潴末雄氏がキュレーターを務める、非常に個性豊かな若手の現代美術作家31人が集うグループ展です。
(よろこび)』を含む版画作品もご覧いただける予定です。

版画集『(よろこび)』
についてはこちらをご覧下さい。

『 ZIPANGU / ジパング展』 巡回予定
 大阪:大阪高島屋
 会期:2011年8月31日-9月12日
 京都:京都高島屋
 会期:2011年9月28日-10月10日

   
山口藍 新作銅版画集 春』
 日高理恵子 Rieko Hidaka
 

現在茨城県の水戸芸術館で開催されている企画展『CAFE in Mito 2011 ーかかわりの色いろ』に日高理恵子が参加しています。
展覧会名にある“Cafe”とは“Communicable Action for Everybody (誰もがコミュニケーションできる行動)”の頭文字からきています。東日本大震災の被災により、水戸芸術館は長期の休館を余儀なくされていました。今展は震災後の活動再開第一段の展覧会です。同館の20年の歩みの中で関係を築いてきた様々なアーティストの作品やワークショップを通じ、アートとの出会い、アートが生む人とのつながりを感じられる、かかわりの場を提供しています。


●『CAFE in Mito 2011 ーかかわりの色いろ』 
 水戸芸術館 310-0063 茨城県水戸市五軒町 1-6-8 / TEL: 029-227-8111 
 会期:2011年7月30日(土)〜10月16日(日)

   
日高理恵子の銅版画『樹の空間から』



 
 
 東恩納裕一 Yuichi Higashionna
 

ヴェネツィア・ビエンナーレにおいて開催される企画展『GlASSTRESS 2011』に東恩納裕一が参加しています。
各国から気鋭のアーティストや建築家、デザイナーが参加し“GLASS”という共通の素材を通して様々な表現やアイデアを試みる展覧会です。


●『GlASSTRESS 2011』 http://www.glasstress.org/site/index.php
 会期:2011年6月4日〜11月27日


 
東恩納裕一の銅版画『FLOWERS』
   
 
 
 金田実生 Mio Kaneda

ギャラリー風の展示風景

『何かに包まれよう』油彩100F

大阪のギャラリー風にて金田実生の個展が開催されました。

個展は新作の油彩画と共に、銅版画シリーズ『休息』が発表されました。
今回の銅版画作品は「呼吸」をテーマに、スピットバイトという、筆に腐食液をつけて直接銅版の上に描く技法で制作しています。何度も描いては削り磨かれる中から、深く柔らかなトーンが生まれ、静かな「息づかい」を描き出しています。
このシリーズは願いをこめ、『休息』と題されました。

東京での展示は少し先になりますが、11月にギャラリー・ハシモト(東京/東日本橋)にて予定されています。

金田実生のアーティストページはこちらから。

ギャラリー風 大阪市中央区北浜2-1-23 日本文化会館9F/ TEL 06-6228-0138
 会期:2011年6月27日〜7月9日


金田実生の銅版画『休息』の詳細はこちらをご覧下さい。
 
 
 
 
ニュース・バックナンバー
ニュース日付
トピックス
2011-07-09 金田実生・青木野枝・山口藍 他
2011-05-17 青木野枝・山口藍・金田実生 他
2011-02-03 青木野枝・山口藍 他
2011-01-11 青木野枝・山口藍 他
2010-11-12 辰野登恵子・赤塚祐二 他
2010-08-12 辰野登恵子・赤塚祐二 他
2010-07-09 東恩納裕一・山口藍 他
2010-04-24 青木野枝・東恩納裕一・津上みゆき 他
2010-03-18 青木野枝・東恩納裕一 他
2009-01-21 日高理恵子・東恩納裕一
2009-11-26 東恩納裕一・田中麻記子・日高理恵子 
2009-10-31 東恩納裕一・田中麻記子 他 
2009-10-15 池内晶子・東恩納裕一・田中麻記子 他 
2009-10-09 佐原和人・東恩納裕一 他 
2009-08-31 佐原和人・日高理恵子・吉田穂高 他 
2009-06-05 青木野枝・東恩納裕一・田中麻記子・伊藤誠 
2009-05-01 津上みゆき・東恩納裕一・田中麻記子 
2009-04-07 津上みゆき・青木野枝・東恩納裕一 他

2009-02-06

津上みゆき 青木野枝 他
2008-11-05 山口藍 in LA 他