青木野枝 個展 ギャラリー・ハシモト 東京
津上みゆき 新作版画
2009-04-07

東京では桜満開ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

青木野枝は3月、ギャラリー・ハシモトにて彫刻展を開きました。新しいステップを思わせる展覧会でこれからの展開がさらに楽しみです。


4月10日からギャラリー・ハシモトにて「津上みゆき新作版画展」が開かれます。東京での個展としては初めての発表となりますので是非お出かけ下さい。




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工房・作家ニュース
津上みゆき  Miyuki Tsugami
銅版画5作品 View-fragments of Spring,06-09


View-endless knot, 09 の4作品
写真は全てプロモ・アルテ ギャラリー「阿波紙と版表現展 2009」-プリント工房から- より

4月10日-5月16日、東京・東日本橋のギャラリー・ハシモトにて津上みゆき新作版画展が開かれます。
津上の版画作品はエディション・ワークスの企画作品であると同時に、制作に当たっての和紙のご提供いただき、このグループ展を開かれたアワガミファクトリー(徳島、阿波和紙の組合)の企画でもあります。2月にはグループ展として「阿波紙と版表現展 2009」-プリント工房から-が東京・青山にて開かれそこで発表されました。
その後3月には倉敷の美観地区にある工房IKUKOで開かれた個展でも展示され大変好評を得ました。そして今回は版画の個展として改めて津上のメインのギャラリーである
ギャラリー・ハシモトでの展示となります。一週間のみであった前回のグループ展で見逃された方は是非この機会にご覧下さい。

津上の作品は木版画中心で、4作品の連作木版
「View-endless knot,09」と、大作の木版・エッチング併用作品「View-fragments of Spring, 06-09」の柔らかく、カラフルな画面が目を引きます。「View-endless knot,09」は一つ一つ独立した作品でありつつ、4つのつながった風景でもあり、四季のつながりでもあります。
そして小さな銅版画
「View-fragments of scenery, 09」の5作品は普段のペインティングとは違った、線を中心とした表現が津上の新たな面を見せ、空気や時間を包む風景が展開します。

また、津上は
5月6日まで国立新美術館で開かれている「アーティストファイル 2009 -現代の作家たち」に参加し、大規模にペインティングを展示しています。アーティストファイルは第2回展で、国立新美術館の学芸スタッフが日頃から注目している作家を取り上げて、それぞれ個展形式で紹介する展覧会です。9作家による展示は平面、立体、映像、インスタレーションと多岐にわたります。そちらも合わせてご覧下さい。

工房 IKUKO 岡山県倉敷市中央1-12-9 TEL : 086-427-0067
ギャラリー・ハシモト 東京都中央区東日本橋3-5-5 矢部ビル2F 03-5641-6440
国立新美術館 東京都港区六本木7-22-2 TEL : 03-5777-8600(ハローダイヤル)

 版画作品の詳細こちらをご覧下さい。

工房にて木版を彫る
青木野枝 Noe Aoki


3月6〜28日にかけ、
青木野枝東京・東日本橋のギャラリー・ハシモトにて彫刻展を開催しました。
主な作品「空の粒子」は会場いっぱいに広がっていて、鑑賞者は作品の中をさまようことになるのですが、作品のイメージは大きく進化しています。
厚い鉄板が溶断されて作られた形の集積とは違い、4.5ミリという今まで用いたことのない薄さの鉄板が使われました。これにより一つ一つの丸い形も、それらが集まってできる空間もさらに軽やかとなり、およそ鉄でできている作品ということを忘れてしまうほどでした。さらに壁面にちりばめられている丸い形の写真と重なり合って、彫刻はその素材からどんどんと純粋な空間へと変化していきました。
会期は終了してしまいましたので、その一端を画像にてご覧いただければと思います。

 
 
 
 
 

  青木野枝銅版画「水天(すいてん)」シリーズ

 
東恩納裕一 Yuichi Higashionna

サントリーミュージアム天保山(大阪)
にて行われているグループ展「インシデンタル・アフェアーズ うつろいゆく日常性の美学」東恩納裕一が立体作品で参加しています。この展覧会は「偶発的な」等の意味を持つ「インシデンタル(incidental)」という言葉をキーワードに、国内外で活躍する17名の現代アート作家が日々うつろいゆく日常の中に見いだした新たな価値や美意識を提示するものです。5月10日(日)までの開催です。

  東恩納裕一銅版画シリーズ「FLOWERS」
 
田中麻記子 Makiko Tanaka

田中麻記子
は本年度の第12回 岡本太郎現代芸術賞に入選しました。
とても新しい動きを感じさせる21名の作家からなる充実した展覧会で、その中の一人として田中が選ばれ100号3連からなる油彩画「体内の"escape from fantasy"」が川崎市岡本太郎美術館で展示されました。
去年より展開している油絵による作品は、混沌とした空間の中でその色彩とコントラストがより鮮明となっており、作家の心の中に浮かび上がるイメージがさらに明確化してきていることを感じさせます。
本展覧会は終了してしまいましたが、5月8日から hpgrp GALLERY TOKYO で個展「ROSE TUNING」が開かれ、新作の油絵が展示される予定ですので、是非そちらをご覧下さい。


  田中麻記子のメゾチントポートフォリオ「Madame Poulpe」
 
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