笠原恵実子

略歴
1963 東京生まれ/日本
1988 多摩美術大学大学院美術研究科修了
1990 アジア文化カウンシルの招きでニューヨークに滞在
1991 カルティエ現代美術財団アーティスト・イン・レジデンス・プログラム
1994 文化庁芸術在外研究員としてニューヨークに滞在
1997 ポーラ美術振興財団在外研修
2003 ニューヨーク美術財団より奨学金

展覧会歴
1986 画廊パレルゴン/東京
1987 ギャラリー射手座/京都
1988 ギャラリー山口/東京
1990 ルナミ画廊、コバヤシ画廊/東京
1991 ギャラリーHALS/東京
1992 コバヤシ画廊/東京
1997 Immaculate Fabrication  ダイチプロジェクト /ニューヨーク
2001 Pink  ホワイトボックス /ニューヨーク
2005 Offering  グラーツ民俗学博物館/オーストリア・グラーツ

パブリックコレクション

京都国立近代美術館
東京都現代美術館
東京ビッグサイト
栃木県立美術館
原美術館/東京
イヴ・クライン財団/アメリカ
クイーンズランドアートギャラリー/ブリスベン
ストゥファング財団/リヒテンスタイン
ピーター・ノートン財団/ロス・アンジェルス

 

 

タイトル:
LOOP –Maria & Eva –

限定部数:180
作品サイズ:152mm×107mm



¥25,000-

オフセット印刷
16ページ 蛇腹製本
最終ページにサイン、ナンバー入り
作家によるテキスト別添

1995

 


   
 

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LOOP –Maria & Eva –
 

マリアとイブの永遠の循環   
 

ヨーロッパでは中世からルネッサンス期にかけて「聖母マリア信仰」と同時に恐ろしい「魔女狩り」が盛んになりました。その「魔女」は起源の一つとして創世記のイヴにさかのぼることが出来ると云われます。エデンの園においてアダムを誘惑して人類に原罪をもたらしたとして憎むべき女性像の原点と位置づけられてしまった「イヴ」。一方、処女のままキリストを産んだ、清らかであり迷える人々を包み込む優しさを持つマリア。この聖母マリアに信仰心を持って語りかけるとき、「アヴェ・マリア」と呼ばれます。
この両極とも言える二人の女性を指す言葉、EVA(イヴ)と AVE(アヴェ)は綴りも音も不思議に似ており、その相関関係は古くより指摘されてきました。
両極の存在でありながらお互いの鏡であるような聖母マリアとイヴをつなぐもう一つの鍵として、循環の象徴でもある「8」という数字に笠原は着目し、マリアとイヴが永遠に循環(ループ)し続ける本を生み出しました。

この本は1995年に限定180部で制作されましたが、ほとんど発表の機会を持たないままになっていました。EDITION WORKS BIBLIO はここに改めて発表し、販売することとします。