個展『池内晶子 あるいは、地のちからをあつめて』@府中市美術館
2021年12月18日から2022年2月27日まで、個展『池内晶子 あるいは、地のちからをあつめて』が府中市美術館(東京/府中)にて開催されました。
今展は池内にとって初めての美術館での個展です。会場内3つのメイン展示室に、絹糸によるそれぞれに表情の異なるインスタレーションが配されました。また別室には沢山のドローイングや小作品と共に、2005年にエディション・ワークスにて制作した銅版画シリーズ「Eleven Notes」から複数の作品も展示されました。
<開催概要>
『池内晶子 あるいは、地のちからをあつめて』
会期:2021年12月18日(土)〜2022年2月27日(日)
会場:府中市美術館
↓最初の展示室では、四方の壁から部屋の中心部へ幾本もの赤い絹糸が集約され一まとまりになり、その一筋が床に着くと波紋のように広がり空間を埋めていきます。



↓2室目は一転して照明が大幅に落とされ、わずかに照らされた部屋の中央には、白い絹糸が一本だけ天井から吊るされています。僅かな人の動きや空調の風に不安定に揺れながら、鑑賞者の視線を繊細に引きつけます。


↓一方の壁の上方から対面の床下へ、何本もの赤い絹糸が張られた3室目。薄暗い室内は一見すると何も無いかのような静けさですが、一度絹糸の柔らかな存在を認識すると、滔々と流れる奥行きある空間が現れます。また、壁を覆う展示ケースの中にも絹糸の流れが作られています。



↓別室にはドローイングや小作品と並び、2005年にエディション・ワークスにて制作した銅版画シリーズ「Eleven Notes」から複数の作品も展示されました。






