堀浩哉
Kosai Hori

画家


 
堀浩哉の最近の活動のなかに、絵画作品の制作と同時に、過去における様々な活動の再検証があるようだ。日本に、おそらくは今とは違った意味での、現代美術、あるいは前衛美術が存在し、美術にとって(同時に日本の社会にとっての)激動の時代を駆け抜けた作家にとっては自然なことかもしれない。そんな時代のコントラストを鮮明に感じさせる作家であるからこそ、時代や社会が変化しても、営々と四角い画面に絵の具を塗り続ける人間の行為を考えさせられる。
 版画作品は、リトグラフ「風を変える力」に始まり、エッチングの「波光」、木版の「太陽風」と、技法を変えながら続けられ、その間には、「モノローグ・オペラ」という、モノタイプシリーズも制作された。これらひと続きの作品の中で、徐々にではあるが、より鮮明に強く「日本」であることを見る者に感じさせるようになった。
作家プロフィール
       
      
風を変える力 / 樹上の風
1993
リトグラフ / リトグラフ・ドライポイント
   
 
波光
1994
ドライポイント 他
太陽風
1996
油性木版
       
     
略 歴

   
1947
1970
2002
富山県高岡市に生まれる
多摩美術大学中退
多摩美術大学美術学部絵画学科教授
   
主な個展

   
1971
1984
1991


1996
2000
スペースラブ・ヘアー/東京
パリ-東京現代美術交流展 ナンヌ・スターン画廊/パリ
ナンヌ・スターン画廊/パリ
目黒区美術館/東京
国立国際美術館/大阪
回顧展・堀浩哉-風の眼 高岡市美術館/富山
回顧展・堀浩哉-風・空気・記憶 久万美術館/愛媛
   
主なグループ展

   
1969
1973
1975
1976
1977
1980
1982
1983
1984
1986
1987
1989
1992

1995

1997
1998
1999
2001
2002
第9回現代日本美術展 東京都美術館
今日の作家73展 横浜市民ギャラリー
第10回ジャパン・アート・フェスティバル オーストラリア他
第10回東京国際版画ビエンナーレ 東京国立近代美術館他
第10回パリ・ビエンナーレ パリ市美術館
第1回ハラ・アニュアル 原美術館/東京
第2回国際青年ドローイング・トリエンナーレ ニュールンベルグ
バルパライソ・ビエンナーレ チリ
第41回ベニス・ビエンナーレ 日本館
現代日本美術展 台北市立美術館
第3回富山国際現代美術 富山県立近代美術館
ユーロパリア・ジャパン89 ゲント現代美術館/ベルギー
NICAF・第1回国際コンテンポラリー・アート・フェアー パシフィコ横浜
70年代日本の前衛 ボローニャ市立美術館/イタリア
戦後文化の軌跡 目黒区美術館他
今日の日本 ルイジアナ美術館/デンマーク
日・韓・中現代美術展 テグ文化センター/韓国
釜山国際現代美術展 韓国
グローバル・コンセプチャリズム クイーンズ美術館/アメリカ
センチュリー・シティー テート・モダン/イギリス
熊本国際美術展・ATTTITUDE 2002 熊本市現代美術館
   
パブリックコレクション

   
  富山県立近代美術館   栃木県立美術館     兵庫県立近代美術館
高松市美術館      国際交流基金      国立国際美術館
目黒区美術館      川口現代美術館     大原美術館
和歌山県立近代美術館  高知県立美術館     東京都現代美術館
うらわ美術館      青梅市立美術館     原美術館
高岡市美術館      いわき市立美術館    千葉市美術館
宇都宮美術館      愛知県立美術館     黒部市立美術館
新潟市美術館      資生堂アート・ハウス  広島市現代美術館 
熊本市現代美術館
    
主な取扱い画廊

   
  ギャラリー山口