山口藍 ミヅマアートギャラリー 青木野枝 in Heyri
2007-04-28
ゴールデンウィークを迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回もいくつかの記事が事後報告となってしまいますことをお詫び致します。
エディション・ワークスの企画作家二人のペインティングを中心とした個展が開催されました。その一人は
田中麻記子。丸ビル1FのH.P. FRANCEのウィンドウを使っての展示です。そして山口藍はミヅマアートギャラリーでの初めての個展「山、はるる」を開きました。

3年ぶりに版画製作を開始した
青木野枝は4月14日からソウル近郊の ヘイリ芸術村(HEYRI ART VALLEY )での個展がされています。その「芸術村」エリアにある3画廊を使っての大規模な個展です。彫刻、ドローイング、コラージュと共に、エディション・ワークスで制作した青木野枝の全版画59点が展示されています。その中には、今年いくつかの画廊で発表されることになる、新作大型版画も展示されています。

池内晶子は5月7日から東京・銀座のギャラリー21+葉で個展を開催します。
工房・作家ニュース
山口藍 Ai Yamaguchi
ミヅマアートギャラリーでの展示風景
個展「山、はるる」が開催されました。日本ではメインとなる画廊が決まっていなかった山口藍ミヅマアートギャラリーの作家となって初めての個展です。東京での久しぶりの個展とあってオープニングには大勢の人でにぎわい、作品は初日に完売となる盛況ぶりでした。
今回展示された作品は、山口のよりしなやかな部分が静かに解放されていて、作家としてのしっかりとした足取りを感じさせます。

昨年末に発表した
銅版画「とくるかみのひまごとに」は作品のページを是非ご覧下さい。
田中麻記子  Makiko Tanaka
H.P. FRANCE BIJOUX での展示風景
田中麻記子のメゾチント制作はまだ継続中で、夏のMizuho Oshiro ギャラリーでの展示に向けて準備中です。
そして、2月9日から丸ビル1Fの
H.P.FRANCE BIJOUX"le muse'e des actrices~女優博物館~"と題されたインスタレーションが行われました。田中麻記子のフェミニンな部分とジュエリーショップという組み合わせがとてもマッチして新しい世界を作り出しました。
徐々に完成にむかっている版画作品をご期待下さい。
青木 野枝 Noe Aoki
青木野枝は大規模な個展 "Embracing Light : iron"(光を内包する:鉄)を開催中です。(4月14日〜5月6日)
場所はソウルから北西に車で3,40分、ヘイリ芸術村(Heyri Art Valley) というエリアにある3画廊です。ヘイリ芸術村には画廊やアーティストのアトリエ、映画撮影スタジオなどが韓国の有名建築家によって建てられています。芸術村として本格的に機能し始めているところで、休日には多くの観光客でにぎわいます。
韓国では元々日本に比べ画廊の規模が非常に大きいのですが、ここではさらにゆったりとした立地からそれぞれの画廊が美術館かと思わせるような空間を持っています。それらの空間を思う存分使って青木作品が展示されています。鉄やブロンズによる
大型の立体作品全版画を含め100点にも上る平面作品からなります。
この期間韓国においでの方は是非ご覧下さい。

また今回出品しました大型エッチングを含む、
「水天」シリーズは現在制作中です。京都のアートゾーン神楽岡(6月22日〜)で発表し、いくつかの画廊を巡回する予定です。予定が決まりましたらサイト上にてお知らせ致します。
 青木野枝 in Heyri ニュースはこちらからご覧下さい。